Bunshuが歩く。

歩くように日々考えていること、思っていること。思いつき。

【Book】「与える」ことに気づくこと ~「Give and Take」を読んで~

改めまして、素晴らしい本に出会いました。

 

『ギブアンドテイク「与える人」こそ成功する時代』
http://amzn.to/2otBKGH

 

与える人(ギバー)であることがいかに大事か、どうやったらなれるか、燃え尽きないために注意すべきことは何か。

 

この本を読んで以来、選択を迷ったときに「「与える」側の行動を選ばんでええんか?」と問うてくれるもう一人の自分がいます。

 

【助け合いの輪】
著者がアメリカの学校で実際にやった授業。
グループを作り、あるメンバーの願い事を叶えるために他のメンバーが知識や人脈、技術、物などを「与える」。
「与える」ことを体験することで、ギバーの感覚をつかむ。
重要なのは「自分はその人のために何ができるか」を考えている時間。
ぜひ、学校、サークル、会社でやるとおもしろそう。

 

【アウトドアサークルSAMPOへの応用】

僕が参加しているサークルにも、「助け合いの輪」そして「恩送り」を浸透させていけたらいいなと思います。

 

誰かが見えるように「与える」ことで、「与える」こと自体に気づいてもらう。
「与える」ことに挑戦してもらう。
「与える」人が増える。
「与える」集団に変わる。
他のコミュニティーでも「与える」(恩返しではなく「恩送り」)。
そのコミュニティーも「与える」集団に変わる。
「助け合いの輪」が広がる。

 

アウトドアサークルSAMPO
https://www.facebook.com/outdoorsampo/

 

【今できること】
相手には、「与える」ことに気づいてもらうこと、やってみてもらうこと。
自分としては、率先して与え見せること、他人の「与える」に気づいて声をかけること。
これが助け合いの輪を広げるために自分ができることだと思った。

 

今できることから始めていこうと思います。

 

 

 

チャンチャン♪

 

【Book】【TED】人生で一番大事なものは「他者への思いやり」 ~「Give and Take」を読んで~

人生において一番大事なこと、一つだけ、一つだけ選ぶとしたら何にしますか?

ってことを考えたことがあって。

 

僕の暫定の答えは「他者への思いやり」です。

 

 

 

んで、他者へ「与えること」がいかに大事かを教えてくれるTEDをこないだ見ました。

 

www.ted.com

 

僕はこのプレゼンにけっこう感動しました。

内容が良いやけでなく、プレゼンも間やユーモア、強調が散りばめられていて良いお手本です。

 

 

 

このTEDのプレゼンターであるアダム・グラントが書いた本をその勢いで購入しました。

 

 

アダム・グラントの主張では「他人のことを思いやり、他人のために動ける人がどれだけ重要か」ということが述べられています。

 

こういう「与える人」は、その人にとっても利益があるし、友達としても利益もあるし、そして組織にとっても利益があるのです。

 

 

 

アダム・グラントは人間のタイプを「与える人」以外に、「奪う人」「合わせる人」に分類しています。

多くの人が「合わせる人」です。

「奪う人」と「与える人」は同じくらいの割合いるそうです。

 

「奪う人」は、人の資源(時間やお金)を奪って使うので、時としてすごく成功します。

しかし、営業やエンジニアの仕事、スカウトマン、軍隊、、、などなど様々な仕事を見てみると最も業績を上げているのは「与える人」だそうです。

彼らは成功しようとは思っていません。

「人のために」それを信条に行動しており、結果的に自分に返ってくるのです。

 

 

 

「与える人」は自分の持っている資源(時間、お金、人など)をさらに人のために使います。

すると世の中の限られた資源はどんどん大きくなり、お互いに得をしていくのです。

 

ビジネスを、限られた資源を取り合う(誰かが勝てば、誰かが負ける)ものととらえず、資源を増やす(どっちも勝つ)ものにしていくのです。

 

 

 

世の中が「与える人」でいっぱいになればいいなー。

「与える人」の姿勢は同じグループに伝染すればいいので、自分がまず「与える人」になることです。

 

 

 

個人的には、「人生において何が「与える人」「奪う人」「合わせる人」を分けるのか」が気になっています。

また考えてみよーっと。

 

 

 

チャンチャン♪

【Life】【Outdoor】アウトドア男子が魅力的だと思う理由

僕はたぶん、自他ともに認めるアウトドア男子だと思います。
そんな僕が自分でこんなものを書いてみました。

 

 

 

僕の視点から見れば、アウトドア男子は付き合いやすい人だと思います。
(無理だとはわかっていても)できるだけできるだけ客観的な視点で見てもアウトドア男子は良いと思います。
それは僕がアウトドア好きだからでしょ、と言われればその通りかもしれませんが。

 

とりあえず、考えてみました。
アウトドアに興味を持っていただけるキッカケになればと思います。

 

ちなみに僕が男子なので「アウトドア男子」について考えましたが、これはたぶん女子も含んだ「アウトドア人間」に共通することだと思っています。

女子のことはわからないので僕の周りにいる「アウトドア男子」を念頭に書きましたが、きっとそうです。

 

以前に↓のような記事を発見しました。

tabi-labo.com

たまたまですが、いくつか被っているところもあります。

きっと、それは真実に近いのでしょう笑。

 

「アウトドア」と一口にいっても様々なものがあります。
ここでのアウトドアは主に登山やキャンプを念頭に置いています。

 

 

 

1. 生きる力を身に着けている

程度にもよりますが、アウトドアでは生きる力(サバイバル力)を磨くことができます。

例えば一人で火がつけられるか、なんかはアウトドアの必須スキルですね。

最近は着火剤が優秀なんで誰でもできるっちゃできますが。。

少なくとも、火こわーい、、なんてことはないでしょう笑。

 

 


2. 気が利く

多くのアウトドアでは、集団で行動することが多いと思います。

単独行とかもありますが、それでも何人かのグループで行動するほうが多いでしょう。

その方が安全ですから。

そして、集団で動くとなるとチームのルールを守ったりしないといけないわけです。

特に登山などでは、このような集団行動ができないと事故につながることもあります。

よって、きちんとアウトドア活動している人は集団行動ができるので、周りが見えてい

て気が利くと考えてよいのではないしょうか。

実際、キャンプとかすると、みんな本当によく動いてくれます。

 

 


3. 身の回りのことが一人でできる

アウトドアは集団行動と上述しましたが、一方で一人ひとりが自分のことは自分でしなければなりません。

火をつけることができる、ナイフを使える、パッキング(荷持つを鞄に詰めること)ができる。

つまるところ、簡単な料理ができる、整理整頓ができる、と僕は思っています。

これらの基本的な力は、実生活における家事能力にも影響してくるでしょう。

アウトドアができる人は家事もできると思いますよ。

やってない人はさぼっているだけで笑。

 

 


4. 外に連れ出してくれる

たぶん。。笑

アウトドア好きな人は、仲間と一緒にアウトドアを楽しみたいと思っている人が多いのかなと思います。

少なくとも僕の周りには多いように思います。

この仲間には家族も含みます。

あなたと、大事な家族、外に連れ出して大自然を楽しませてくれることでしょう。

 

 


5. ポジティブに先を見据え、工夫する

アウトドアでは、先を見据えて準備をし、計画的に行動することが必須です。

アウトドア男子は計画的なはずです。

しかし、アウトドアで一緒に遊んでくれるのは気まぐれな自然たち。

ときに計画通りいかないことなんてざらです。

例えば山中泊する場合、あれを忘れた!ああしとけばよかった!なんてこともあるでしょう。天気が良くないので今日は登山やめておこうということもあります。

ただ、それを嘆いても何も始まりません。

だったら後悔するより、じゃあどうするかを考えたほうがいい。

そーいう意味で、アウトドア男子は困難を長く引きずることはないでしょうし、今ある条件の中でどうやって乗り越えるかを考えてくれるでしょう。

〇〇できなかったから、代わりにこれで楽しもう!というのはよくあります。

 

 

 

以上をまとめると、アウトドア男子は気が利いてポジティブで、家事分担もできるし、生きる力があるのでいざという時の災害などでも家族を守ってくれることでしょう。

そして休日は家族を連れて外へ!

 

さぁ、君もアウトドア力を一緒に身に着けよう!笑

 

アウトドアサークルSAMPO

https://www.facebook.com/outdoorsampo/

 

 

 

これ、ホンマかなー。。

 

 

 

チャンチャン♪

【TED】「与える人」が生きやすい組織を ~TED『「与える人」と「奪う人」-あなたはどっち?』を観て~

平日はできるだけ毎日、昼休みの時間に「ランチTED」をしています。

今日のお昼には、おもしろいTEDを観たので紹介します。


僕の理想とする組織の在り方に近いものを、とある組織心理学者が述べていました。

www.ted.com

 

 


1. ギバーな集団

人には3つのタイプがあり、与える人(ギバー、Giver)、奪う人(テイカー、Taker)、合わせる人(マッチャー、Matcher)と分類できます。

 

組織がギバーとマッチャーで構成されるのが理想だそうです。

マッチャーは組織内のギバーに合わせるので、事実上ギバーだけの集団となります。

 

このような組織では、自分のできることは自主的・積極的に取り組み、他人のほうが得

意なことは頼るといったことが当然のように行われます。

 

 

 

2. ギバーな集団の作り方

プレゼンでは、ギバーな集団を作るにはテイカーを排除することが大切と述べられています。

そのためにテイカーを見極め、集団に入れないことが大事だそうです。

 

わかるっちゃあ、わかるのですが、排除とかはなんか嫌やなーと。

そこで、個人的には多数のギバーによってマッチャーやテイカーをギバーに染めてしまうのが理想です。

 

こうして生まれたギバーがまた他の集団でギバーを生めば世界は少しくらい平和になるかなー。

 

まずは自分がギバーであることから始めないと、ですね。

 

 

チャンチャン♪

 

 

【Book】今まで読んだ小説の中で一番素晴らしい「あとがき」を見た。~「ボノボとともに」を読んで~

短い人生の決して多くはない読書経験の中で、僕はいくつかの小説を読んできました。

その中でもこの本の「あとがき」が一番よかったかなぁと思います。

 

ボノボとともに ー密林の闇をこえてー』

 

 お話は、ボノボという「ヒトに最も近いサル」と呼ばれる動物と少女の命を掛けた冒険物語です。

 

平和なサル、ボノボ

ボノボコンゴ民主共和国を唯一の生息地とする類人猿の一種で、そのDNAの98%以上がヒトと同じと言われています。

同じく、ヒトに近いと言われるチンパンジーは攻撃的であることが知られていますが、ボノボは争い好みません。

また、お互いの緊張状態を緩和するために老若男女問わず性行動を行うことが、この平和維持に寄与していると考えられています。

ヒトとの類似性、知性、平和的な社会集団などといった点から注目を集めている動物です。

 

 

 

物語の舞台は、そのコンゴ民主共和国です。

密猟者からボノボの子ども「オットー」を買い取った少女ソフィーは、母の働くボノボ保護センターに向かいます。

 しかし母が留守の間にコンゴ民主共和国で紛争が勃発します。

命からがら少女とオットーは母の元を目指します。

 

道中に起こる出来事にあわせて、コンゴ民主共和国の情勢とボノボの生態が描かれていきます。

日本と違ってコンゴ民主共和国がどのような状況に置かれているかということ、ボノボという類人猿の生態も簡単に知ることができます。

 

 

 

ボノボが好きな僕としては、ボノボコンゴ民主共和国の人たちが置かれている厳しい現状にどことなく心をざわつかせながら、興味深く読むことができました。

 

そして、この本は中身以外にのところもおもしろい工夫がされていました。

「あとがき」です。

 

 

 

読者に寄り添ったあとがき

「作者のあとがき」では、物語とは違った実際のコンゴ民主共和国の情勢について、ボノボの密売について情報提供されており、「実際のところどううなの?」という読者の疑問に答えています。

 

さらに「作者とのQ&A」という項目が続きます。

僕はこのような項目のある「あとがき」を初めて見ました。

 

そこには、なぜこの物語を書こうと思ったのか?取材するにあたっての困難は?取材してみて気づいたことは?コンゴ民主共和国ボノボの今後に必要なものは?などの質問に答えています。

 

小説を読んでみて、物語を書く動機や、取材の実際、といった点に興味が湧き作者の話を聞いてみたいと思うこともしばしばありました。

そのような思いをここまで丁寧に満たしてくれる「あとがき」はあまり見たことがありませんでした。

 

作者の考え、今後どうすべきかなども載っている点に驚きました。

作者はボノボの保護にはお金がかかることも認めており、寄付のための情報も記載しています。

 

訳者も同様に、ボノボについて知るにあたっての参考書をいくつか紹介しています。

こうしたらよいと思う、という意見を述べるだけでなく、そのための最初のステップとなる情報を提供している点に僕は感心しました。

その点が作者・訳者ともに読者に寄り添っていると思いました。

 

 

 

まずは目をむけること、気づくこと

多くの人がボノボの保護を支援するためにまずできることとして、作者は「目を向けること。そして、気づくこと」と述べています。

 

この本で扱われているのは遠いアフリカで起こっている出来事で、それがどう転ぼうとおそらく僕らには大きな影響はないでしょう。

ましてや、ボノボという一種の生物が絶滅したところで何も変わらないでしょう。

 

しかし、同じ地球で起こっていることに目を向け、気づいて、考え、行動するしないを決めることと、目を向けもしないで気づかないことは結果は同じでも雲泥の差を生むように僕は思います。

 

世の中は知らないことだらけで、すべてのことを知るのはどう考えても不可能ですが、コンゴ民主共和国で起きていること、ヒトに一番近いサルが瀕している現状は知っておきたいです。

これは僕が生き物が好きだからということもあるでしょうが、人間の活動によって命を脅かされている生き物について、もっと考える時間が増えたらいいなと思います。

そして僕にできることを考えていきたいです。

 

 

 

チャンチャン♪

 

 

 

 

 

 

【Book】ヒトは世界中のあらゆるところにいて、人との関わりが結局は一番大事なのかね。 ~「はじめてのフィールドワーク①アジア・アフリカの哺乳類編」を読んで~

京都大学で野生動物の研究をしている学生が書いた本を読みました。

 

 はじめてのフィールドワーク①アジア・アフリカの哺乳類編」

 

僕はアウトドアが好きで、登山やキャンプを中心に外で遊んでいます。

そんなアウトドア好きが高じて、サークルも作ってしまったくらいです。

 

アウトドアサークルSAMPO

https://ja-jp.facebook.com/outdoorsampo/

 

 

 

僕は生き物が好きで、生物学を学んでいます。

 

僕の好きなアウトドアと生物学、これを足し合わせたのがフィールド研究だと個人的には思っています。

つまり、どっちも楽しめると。

 

というわけでフィールド研究にも興味を持っているので、この本を読んでみようと思い至ったわけです。

 

 

 

あと、上述したようにこの本は「学生」が書いています。

学生がどのような視点で、どのような文章を書くのかという点にも興味がありました。

 

 

 

この本では、マンドリル、チンパンジー、オランウータン、バク、ヒョウっといったアジア・アフリカに生息する様々な哺乳類の研究が紹介されています。

それらの生態だけでなく、どのように研究するか、どんな工夫があるか、現地生活はどのようなものか、といった点も述べられているのが面白いところです。

また、学生ならではなのかどうかよくわかりませんが、文章に飾りが少なく率直に書かれているようにも感じました。

 

フィールド研究の実態を知るためには、良い本だと思います。

 

 

 

結局大事なのは人間関係

さて、この本の中で最も印象的だったことを一点だけ紹介しておきます。

それは、「野生動物のフィールド研究でありながら、人間関係が肝だ」と随所に述べられていることです。

 

ここで言う「人間関係」にはかなり広い意味合いが含まれています。

いくつか例をあげます。

 

アジア・アフリカの野生動物のフィールド研究では、(主に)海外の自然保護区で行われます。

外国に入国しますので当然、種々の手続きが必要です。

さらに、自然保護区となると、別の手続きも必要となります。

この手続きが煩わしく、時間がとられるそうです。

 

担当の役所の返事が無かったり、手続きを延ばしに延ばされたりするそうです。

そこで、足しげく役所に通っていると、役所の人と友達になり、手続きを早くしてくれることもあるそうです。

自然保護区での研究のために管理している人たちとの人間関係が重要です。

 

 

野生動物が生息している森などは、辺り一帯が木々で囲まれ、何の目印もないなんて言うこともざらです。

そんな地帯に足を踏み入れる際は、原地住民の助けを借ります。

彼らはその土地に詳しく、独特の方向感覚を持っており、危険な生物にも詳しいからです。

 

雇うという行為は、日本で言う「アルバイトを雇う」といった感覚で、日給いくらとかいう計算をしてそのアルバイト代を払うそうです。

そのようなシステムは原地住民には存在しておらず、私たちの感覚がはまらないこともしばしばです。

 

集合時間に遅れてきたり、給料の前貸しを請うてきたりするそうです。

契約違反はクビを切れば済みますが、彼らとの間に溝を作ってしまってはなりません。

彼らがいないと研究ができないからです。

研究地域を歩くために現地住民との人間関係が重要です。

 

 

上気した内容とも関連しますが、現地住民の言葉を覚えることも必要となります。

役所で働く人は英語を話すことはできても、原住民は話せないことが多いからです。

研究のためには彼らが必要で、彼らと研究するためにはコミュニケーションが必要です。

 

 

 

野生動物は都市から離れた場所に棲んでいる場合もあります。

そのような人が普段いないような場所にも詳しい人がいて、そのような場所に入る場合にはヒトの助けが必要だということです。

 

野生動物の研究でも、人との関りが重要で、それを多くのフィールド研究者が語っていることが新鮮でした。

生き物が好きなだけでなく、人との関りが好きでないとやっていけないのですね。 

 

 

 

チャンチャン♪

【Book・Life】人生は一回しかないので、本を読む。~「生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか」を読んで~

人生は一度きりで、時間の流れはとめることができません。

なので、その瞬間の「選択」は一度しかできません。

 

「人生はやり直すことができる」というのもある点からみると事実であると思います。

がしかし、全く同じ状況が再び巡ってくることはあり得ないので、やはり選択は一度きりで、その選択の連続が人生にはつきものだと思います。

 

決断する前に「セーブ」して、気に食わない結果なら「セーブポイント」まで戻ったり、「リセット」して始めからやり直したりすることはできません。

 

結局、人生はやってみないと誰にもわからないのです。

 

 

 

やってみないとわからないからやってみたいけど、今この瞬間は一度しかないし、どれを選べば、、。

って思い悩んだ経験はありませんでしょうか?

 

「人生が二回あればなー」と思ったことはありませんでしょうか?

 

僕にはあります。

「一度きりの人生をいかに楽しく過ごすか」というテーマには興味があります。

 

 人生が二回あればしたいことや、一つの人生で自分が二人いたら、ということもたまに考えます。

 

yokkon.hatenablog.com

 

yokkon.hatenablog.com

 

僕が考えたところで人生は一回という事実は変えようがありませんし、僕が二人になることもあり得ません。

なので僕は今この瞬間に行う「選択」に対する「納得度」を高めるという方法を「選択しています。

 

yokkon.hatenablog.com

 

納得度を高める方法の一つとして「本を読むこと」があります。

 

やっと本の話です笑。

 

 

 

『生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』

 

この本の言うところのテーマは、(主に)「研究テーマ」です。

簡単に言うと、「研究者が明らかにしたいこと」です。

 

研究者が生涯のうちに明らかにできることというのは、科学全体から見るとほんのわずかなものです。

できることが限られているので、何に自分の人生を使うかがとても大事なのです。

(本当に明らかにできるか、も大事です)

 

 それぞれの分野で名の通っている研究者たちを紹介し、彼らがなぜその分野で有名なのか、なぜそのテーマを選んだのかがこの本では述べられています。

(研究者だけでなく、作家さんも登場します)

 

 

 

テーマ選択の理由を探っていく上で、研究者たちの人生を追っていくことになります。

そのように人生の先輩の生き様を知ることこそ、人生において選択を迫られた際に、納得度の高い選択をすることに繋がるのではないかと僕は考えています。

 

 

 

自分にとって道の森(人生)を進むとき、すでにその先を歩いた人(人生の先輩)の話を聞くことで、選択肢の幅を広げたり、選択肢を吟味したりすることができるからです。

 

 

 

僕は「歴史」という教科にあまり興味を持ってきませんでした。

未来のことを考えるのが好きなたちで、起こってしまったことは変わらないから、考えても仕方ないと思っていました。

 

 この本の著者は「おわりに」でこう述べています。

「たくさんの人生を知るということは、自分自身を豊かにすることです」

 

人生の先輩が歩いてきた道、過去・歴史を知ることで、未来の自分がより納得のいく選択ができるのではないかと思っています。

 

偉人伝という類の本はたくさんあります。

偉人伝と言わずとも、多くの本では著者の人生経験が語られています。

 

一度きりの人生、納得のいく選択を取るためにも、本を読んで、先輩たちの歩いた道を知りたいと思っています。

それがより納得のいく選択につながり、より幸せな人生を送ることにつながるといいなーと考えています。

 

 

 

チャンチャン♪