【Book】残された人生で一番若いのは今だから、やりたいことを今から始めよう。 ~「自分の時間を取り戻そう」「ニートの歩き方」を読んで~
またまた前回に引き続き、「自分の時間を取り戻そう」を読んで共感したことから、僕の思ったことを書きます。
自分の時間を取り戻そう
前回の記事
前回の記事で、人生において残された時間がどれくらいかを見える化しようという話を書きました。
何人かの人は気づいたかもしれませんし、もともと理解している人もいるかもしれません、「残りの人生で一番若いのは今」ということを。
つまり、「残された時間が最も多いのは今この時」です。
そして「自分の時間を取り戻そう」では、その残されてた時間を有意義に過ごすために、「今の自分が本当に手に入れたいもの」を考えようと提案しています。
今の自分が持っている希少資源である時間の価値を高めようということです。
1. 今まで時間をかけたことに縛られない
多くの人は「これが今の自分がやりたいことだ!」と思って時間を注ぎ込んできたものがあると思います。
それは高校の時の部活かもしれませんし、大学のサークル活動、仕事かもしれません。
そして、そのときの自分が「本当にやりたいこと」を見つけれていれば、その人の人生は幸せです。
しかし、本当にやりたいことは別にあったとか、やっているうちにだんだんズレてきたということもあると思います。
この時に、本当にやりたいことは別にあったことに気づいている人もいるかもしれません。
しかし、そのことから目をそむけてしまう人もいます。
今まで投入してきた希少資源(時間やお金)を無駄にしたくない、またその選択をした過去の自分を正当化したいために。
2. まだ使っていない時間にこそ価値がある
そこで立ち止まり、一度考えてみましょう、これからも同じように残されている時間を投入し続けるかを。
過ぎ去った時間の価値はすでに決まっています。
今の状態から、その価値が高くなることはありません。
これからも頑張って成功すれば、過去の努力が報われるかもしれない!
過ぎ去った時間の価値を高めることができる!
と思うかもしれませんが、それはこれからあなたが時間という資源を投入することによって得られた価値です。
つまり未来のあなたが使った時間に対する価値であって、今までのあなたが使った時間の価値ではないのです。
つまり、すでに使った時間の価値はこれ以上高めることができません。
そして、あなたが価値を高めることのできる時間は、まだ過ぎ去っていない時間だけです。
3. 未来の時間をやりたいことに使おう
あなたが今持っている希少資源、時間を何に使いますか?
今までやってきたことの延長線上に投入するのもアリでしょう。
それが「本当にやりたいこと」なら良いと僕は思います。
しかし、本当はそこまでやりたいことじゃなかったり、今は本当にやりたいことが変わってしまったりしているのに、「今までやってきたから」という理由でこれからも続けるのは違うと思うのです。
今までやってきたことをやめるのには勇気がいります。
新しいことを始めるのも怖いものです。
あなたに残された人生を、なぁなぁで無駄にすることも怖いなぁと僕は思います。
4. やりたいことは何でもいい、それがやりたいことなら
やりたいことは、なんでもいいと思っています。
お金にならないことでもいい、有名になれないことでもいい、かっこいいことでなくてもいい。
人の迷惑にならないことなら。
今、僕は「ニートの歩き方」という本を読んでいます。
ニートの歩き方
満員電車での通勤や、仲良くもない人と話さないといけない会社勤めに嫌気がさし、会社を辞めた著者phaさんは、好きな時間に起きて、散歩、読書、SNS、ネットサーフィンをして日々を過ごしています。
インターネットを介して、友達を作り、小遣いを稼ぎ、「毎日を楽しく生きている」とphaさんは言います。
世間的にはニートと言っていいphaさんですが、本当にやりたいことをやっているのだと思います。
このようにやりたいことは何でもいいのだと思います。
それがやりたいことなら、いいんじゃない。
チャンチャン♪