【Life】「家事の大変さ」ではなく、「家事の楽しさ」を分担しよう。
夫婦間における家事分担の偏りをなくすために、夫が妊婦体験をするとか、そーいうのがあります。
この取り組みが目指すところは「大変さを知ることで家事を分担しよう」という気持ちになってもらうことだと思います。
僕は、家事を「楽しいから分担しよう」という方がより偏りがなくなると思うし、ポジティブでよいと思っています。
そのためには、「子どもの時に家事を経験し、楽しさを見出すこと」が重要だと思います。
ちなみに、夫の妊婦体験や主婦・主夫体験(妻or夫が専業主婦or主夫の場合)は経験としては良いと思うし、妊婦体験は僕もやってみたいと思います。
1. 小さいころ、家事をしていた自分の経験
僕は家事をすることを、あまり苦と思いません。
どっちかというと楽しいです。
洗濯物をどう干せば効率よく速く乾くか、できるだけ水を節約して食器洗いするにはどうしたらいいか、ホコリのたまり易い場所はどこでそれはなぜだろう。
我が家では、小さい時から兄弟で家事を分担することが決められていました。
週一回の掃除場所を分担していたし、洗濯・食器洗い・風呂掃除を日替わりで回していました。
お弁当は自分で詰めて自分で洗うこと、休日の朝食はそれぞれで準備すること、タイミングが合えば他の人の分も一緒に作ってあげること。
洗濯・食洗・掃除・料理、それぞれが一人で全部できるように、一人でも最低限のことはすべてできるように、育てられていたと、振り返るとそう思います。
そして僕は、「どーやったら早く終わるか」を頻繁に考えていました。
ここでの「早く終わる」の意味するところは、自分の労働が早く終わることと、ひとつの項目の完了が早くなることです。
ひとつの項目の完了が早くなること(上手い言い回しを思いつきませんでした笑)、というのは、、、
洗濯:早く乾く、畳みやすい(しわが少ない、取り込んだ時点で種類ごとに分けれている)
食洗:早く乾く、食器棚に直しやすい(種類ごとに分けられている)
などです。
今、自分の中では、こーすれば労働時間も短くなるし、項目の完了も早くなるという方法を確立しています。
日々、変えられるところは変えていきたいと思いますが、ほぼ飽和状態です。
僕は、この「より効率的な家事の方法を考える」のが楽しかったのでしょう。
今でも考えるのは好きですし、おかげさまで家事にかける時間は短い方だと思います。
2. 家事の楽しさを分担しよう
大人になってから家事を一人ですべてやることの大変さを知って、あわてて分担しゃなきゃと思うより。
子どものときから家事の習慣をつけ、楽しさを見出すことで、自然と分担して家事をする、というのが僕の理想です。
楽しいことは、仕事が大変でもしたいでしょ。
上記の妊婦体験や主婦体験では「家事の大変さ」を分担しようと言っているように僕には聞こえます。
でもね、工夫すれば家事も楽しくなる、そして「家事の楽しさ」を分担する方がうまくいくと思います。
「あなたばっかりずるい!私にもやらせて!」みたいな笑。
3. 生物学的興味からの育児分担?
育児はやったことないけど、子どもを育てることにはとても関心があります。
彼らは僕らのどこを見て、何を感じて、学び取って、どう成長していくのだろう。
その様子を見て、考えているだけで楽しそうです。
ただ、育児は家事と違って、生き物(人間)相手のことなので、思い通りに行かないことの方が多いでしょう。
考えて工夫して少しずつ前進するといったものでもないでしょう。
そこにも面白さを見いだせるかもしれません。
やったことないのでわかりませんが。
家事については子どもの時に「楽しいな」と思える体験をさせてあげることが良いのではないかと書きました。
しかし、育児に関してはどうすれば「楽しさの分担」ができるか考えを持ち合わせていません。
僕自身、生き物を飼う経験は豊富な方だし、生物学に関心があるので、その経験・興味が生きているのかなーとは思っています。
生き物を飼う経験については、たいていの人が経験できると思います。
しかし生物学への興味については、人それぞれなのでなんとも言えません。。
4. すでに大人の場合はどうするか
これまで、子どもの時の「家事楽しい」経験が、大人になってから家事分担につながるのではという話をしました。
では、すでに大人になっている人はどうしたらよいのか?
家事をできる人が、家事の楽しさを教えてあげるしかないのかなーと思います。
こーいうところに目を向けると面白いよね、とか。
より高い生産性を実現するにはどうしようか、とか。
正直、自分でも良いと思う方法は思いついていません。
将来、大人になる子供たちにとって家事分担のカギは、小・中学校の授業と家庭環境だと思います。
家庭科の授業では、家事の楽しさを伝えるようにしてほしい。
「我が家の家事にはどんな風な工夫があるのだろう?」といった調べ学習や、高校生くらいなら「科学的視点での調理実習」も面白いと思います。
そして、家庭では親がどれだけ楽しく家事をしているか、子どもにも手伝ってもらって一緒に楽しくできるか、がポイントだと思います。
もしも将来、僕に子どもができたなら、一人で最低限の家事はすべてできるように育てます。
そして家事・育児の楽しさを僕が見せることで、感じ取ってほしいなと思います。
チャンチャン♪