Bunshuが歩く。

歩くように日々考えていること、思っていること。思いつき。

【Book】10月読んだ本。

2018年になってひと月たちました。

まだ、10月読んだ本を記録してなかったので、このタイミングで。

僕はこれが本業じゃないので、なかなか時間を作ることができていないのですが、気ままにやっていこうと思っています。

 

 

 

《小説》

1. 砂漠

2. 永遠の出口

3. A2Z

4. 恋愛中毒

5. ねぇ、委員長

6. ガールズ・ブルー1

7. もういちど生まれる

8. ラッシュライフ

9. 結婚相手は抽選で

10. か「」く「」し「」ご「」と「

 

《学術関連》

11. やがて消えゆく我が身なら

12. 女は男の指を見る

 

《その他》

13. 女の機嫌の直し方

 

 

 

10月は小説がやたら多く、10冊も読みました。

たまにあります。こうゆうこと。

小説を読むことに火が付くこと。

そんなときは一心不乱に小説を読みます。

同時に自分ならこんな風に書きたいなぁというアイデアがあふれ出てくるのです。

 

 

 

《小説》

1. 砂漠

抜群に良いです。素晴らしい。

伊坂さんの著作はもともと好きなのですが、「砂漠」はとても良いです。

大人が楽しめる一冊です。

 

大学生の友達グループが主人公となるのですが、それぞれのキャラ立ちが素晴らしい。

特に西嶋くん。

正義感が強く、周囲が呆れるような正論を突き付けるのですが、大人になって、社会にもまれて忘れてしまった気持ち(僕はまだ経験していないのですが笑)を思い出させてくれます。

とても清々しい、The 青春小説です。

 

 

2. 永遠の出口

 

 

 

3. A2Z

 

 

4. 恋愛中毒

 

 

5. ねぇ、委員長

 

 

6. ガールズ・ブルー1

 

 

7. もういちど生まれる

 

 

8. ラッシュライフ

心地よいです。

僕は伊坂幸太郎さんの作品が好きなのですが、今まで読んんだ中でこの本はもかなり好きです。

 

いろんな、本当にいろんな伏線があって、こんがらがんじゃないかってくらいです。

しかし、物語の終盤でそれらは見事にほぐれ、一つの形を作っていくように感じます。

それが「ラッシュライフ」です。

 

伊坂さんの作品に抱いている好印象は、伏線がきちんと回収されて、物語中の謎が最後にはあきらかにされることです。

僕は謎の答えを知りたいタイプなので、最後まであいまいにされるのはあまり好きではありません。モヤモヤする。

そういったところがないこの作品は冒頭に書いた通り、心地よいです。

 

 

9. 結婚相手は抽選で

コンセプトが面白いですよね。

細かい設定は忘れましたけど、結婚相手候補として年頃の異性と抽選でマッチングさせられます。

確か、三回までは断ることができたんだったかな。

三回以上断ると、徴兵みたいなものに従事しないといけなくて。

 

三回はちょっと厳しいなぁと思いますが、第三者が選んだ相手と会ってみるというのは面白いと思います。

僕の友人にお見合い結婚の方が結婚生活が長く続くという主張を持っている人がいます。

その人によると、お見合い結婚だと、見極める期間が短いので結婚してから相手に合わせようとするのだと言うのです。

 

その真意は別として、抽選結婚も同じようなものだと思いました。

長く付き合って、相性ピッタリ!と思って結婚するとガッカリすることも、そりゃおおいでしょう。

相性ピッタリな人なんて、(ほぼ)いないのですから。

抽選で選ばれた人の中から結婚するとなれば、お互いに合わしていこうと思いやすいのではないかなとか思ってしまいました。

 

つまるところ、相性ピッタリの人なんていないのだから、何結婚であっても、ある程度は相手に合わせることが結婚生活を長く続ける秘訣なのかなと、青二才は思いました。

しかし、それが本当に幸せかどうかはまた別の話で、、、笑。

 

 

10. か「」く「」し「」ご「」と「

住野よるさんの作品も好きで、たぶん今まで全作品を読んでいます。

住野さんの作品も伏線が多く、ちょっとした言葉遊びやセリフ選びなんかも僕好みです。

しかし、この作品では伏線の回収がないというか、謎が謎のままであいまいなまま終わります笑。

その辺が、結局どうなのー!って思ってしまう作品です。

つじつまが合うように、物語の裏設定を自分で考えたりすることが好きな人にとっては楽しいかもしれませんが、僕はそれが億劫なタイプです笑。

 

 

《学術関連》

11. やがて消えゆく我が身なら

タイトルは「~なら」ってなってますけど、僕らはやがて消えるんですよね。

それは間違いないです。

消えるというか死んでしまうわけですけど。

 

今、この瞬間までは生きていたことが保証されていますが、次の瞬間はわからない。

そのことは東日本大震災の時に、僕に突き付けられました。

できるだけ生きている時間を有意義に使うために、僕らは死ぬんだということを実感する本をたまには読んだ方がいいというのが僕の持論です。

この本はいずれ死ぬんだから、肩の力抜いて好きに生きろよ、といった感じなんですかね。

どんな感じでも、このような終末系著作をちょくちょく読みたいです。

 

 

12. 女は男の指を見る

男性の指って女性から見てセクシーらしいですね。

この本とか、他の情報によると。

全く共感できないですけど笑。

 

なんで指がセクシーか考えてみました。

セクシーは「性的魅力がある」って意味です。ざっくりと。

指のどこに性的魅力があるのか?

指は自在に動かすことができて、それは他者の意志に完全に委ねられていることじゃないかなと思いました。

 

自分では制御できないものが、様々な動きをして自分に近づいてきたり、離れて行ったり、触れたり、輪郭をなぞったり。

ゾワゾワしません?笑。このゾワゾワ感、これがセクシーなんじゃないかと思いました。

 

 

《その他》

13. 女の機嫌の直し方

タイトルは「女の~」となっていますが、女性ばかりにフォーカスしているのではなく、女性と男性の考え方の違いを脳科学研究の観点から見て行こうという本だった気がします。

 

よく言われているように、男性は結論を求め、女性は共感を求める。

これは自分自身の日常生活でもひしひしと感じていることです。

だからって、相手に「合わせてよ!」と要求しても上手くいかないのも当たり前で、ちょっと考えればわかること。

じゃあ、自分が相手に合わせればいい、わけですがこれもまた難しい。

 

どうするか?友人ともそんな話をすることはありますが、答えは見当たりません。

個人的には、この本に書かれているような男女の生物学的機能性差を理解しておいて、たまに見返すことがカギだと思っています。

この手の本はたくさんあります。

数冊を読んで、男女、例えば夫婦の見える場所に置いておくとか。

 

たとえ、求めるものの違いから諍いが起こっても、少し待って、落ち着いた後にそういえば僕らは違うものを求めていて、それで食い違ったんだで思えるような気がするんです。

相手が悪いんじゃなくて、「食い違った」と思えるといいなぁなんて思うんです。