【Book】【TED】人生で一番大事なものは「他者への思いやり」 ~「Give and Take」を読んで~
人生において一番大事なこと、一つだけ、一つだけ選ぶとしたら何にしますか?
ってことを考えたことがあって。
僕の暫定の答えは「他者への思いやり」です。
んで、他者へ「与えること」がいかに大事かを教えてくれるTEDをこないだ見ました。
僕はこのプレゼンにけっこう感動しました。
内容が良いやけでなく、プレゼンも間やユーモア、強調が散りばめられていて良いお手本です。
このTEDのプレゼンターであるアダム・グラントが書いた本をその勢いで購入しました。
アダム・グラントの主張では「他人のことを思いやり、他人のために動ける人がどれだけ重要か」ということが述べられています。
こういう「与える人」は、その人にとっても利益があるし、友達としても利益もあるし、そして組織にとっても利益があるのです。
アダム・グラントは人間のタイプを「与える人」以外に、「奪う人」「合わせる人」に分類しています。
多くの人が「合わせる人」です。
「奪う人」と「与える人」は同じくらいの割合いるそうです。
「奪う人」は、人の資源(時間やお金)を奪って使うので、時としてすごく成功します。
しかし、営業やエンジニアの仕事、スカウトマン、軍隊、、、などなど様々な仕事を見てみると最も業績を上げているのは「与える人」だそうです。
彼らは成功しようとは思っていません。
「人のために」それを信条に行動しており、結果的に自分に返ってくるのです。
「与える人」は自分の持っている資源(時間、お金、人など)をさらに人のために使います。
すると世の中の限られた資源はどんどん大きくなり、お互いに得をしていくのです。
ビジネスを、限られた資源を取り合う(誰かが勝てば、誰かが負ける)ものととらえず、資源を増やす(どっちも勝つ)ものにしていくのです。
世の中が「与える人」でいっぱいになればいいなー。
「与える人」の姿勢は同じグループに伝染すればいいので、自分がまず「与える人」になることです。
個人的には、「人生において何が「与える人」「奪う人」「合わせる人」を分けるのか」が気になっています。
また考えてみよーっと。
チャンチャン♪