【Book】2月読む本。
1月はおもしろい本にたくさんであることができました。
この勢いそのままに、2月も面白い本に出会えたらいいなーと願いを込めて以下の11冊をピックアップしました。
たぶん、全部は読めない笑。
《小説》
1. ワイルドソウル 上
2. ワイルドソウル 下
3. 山椒魚
《学術関連》
4. ヒトと文明 狩猟採集民から現代を見る
5. 外来種は本当に悪者か
6. GO WILD 野生の体を取り戻せ!
7. ヒューマン ヒトはなぜ人間になれたか
8. ゾウの時間、ネズミの時間
《その他》
9. リーダーは弱みを見せろ
10. マーケット感覚を身に着けよう
11. 勝ち続ける意志力
毎度のことながら、たいてい読みたい本がどんどん見つかって上記の今月読む本の構成は変わってしまうのですが、一期一会で旅は道連れということでそれも良しとしましょう。
読みたい本を読みたい時に読みたいだけ読む。
これが僕の読書スタイルです。
1. ワイルドソウル 上
2. ワイルドソウル 下
この本は、ネットで見つけたレビューか何かから拾ってきました。
なんでもそのレビューによると、スピード感のある本なのだとか。
スピード感のある小説は好きで、その世界にのめり込み、びゅんびゅん読んでるうちにめっちゃ時間すぎてるやん!っていうあの没入間がたまりません。
あと、自然が好きなので、「ワイルド」という単語に惹かれました笑。
3.山椒魚
前回のエントリ「1月読んだ本。」で紹介した「日本語の作文技術」の著者が井伏鱒二の文章が良い!と何回か書いていて、別の本でもこの「山椒魚」の一節が取り上げられていて、注目していました。
満を持しての購入。
夏目漱石の「こころ」とかは国語の教科書で読んで好きでした。
しかし教科書以外で、ちょい昔の文豪が書いた本を読むことはあまりないのですが、新境地へ進出することができるか楽しみです。
4. ヒトと文明 狩猟採集民から現代を見る
実は1月末から読み始め、すでに読了している本ですが、おもろいです☆
この本を手に取った理由は、「1月読んだ本。」の「あなたはボノボ?それともチンパンジー?」で狩猟採集民の話が取り上げられており、それに興味を持ったからです。
どちらかというと農耕民農法が食料の安定供給を実現しており、狩猟採集民は一日一日の食糧確保にあくせくしていたという勝手なイメージを抱いていました。
しかし、「あなたはボノボ?それともチンパンジー?」に狩猟採集民のほのぼのした制つについて軽く触れられていました。
そこで芽生えた「いったい狩猟採集民はどんな生活を送っているのか」という疑問が本書との出会いのきっかけです。
狩猟採集民と農耕民を人類学の知見をもとに比較しており、狩猟採集民が瀕している危機的状況、これからの農耕民の生活についても著者の意見に共感できました。
5. 外来種は本当に悪者か
タイトルが良いですね。
確か、いつかの「今月読む本」にもピックアップされていた本です。
今月こそ、読みたい!
生態系や生物多様性を守らなければならないと、「漠然に」思っている人は多いかと思います。
僕もその一人です。
守った方が良いような気がするけど、それをなんでなんだと言われたら、上手く説明できるだろうかという不安があります。
そして生態系を守る方策の一つとして「外来種の駆除」や「外来種を持ち込まないこと」があります。
しかし、外来種は特定の地域で「外来種」なわけで、それ自体が悪ではありませんし。
彼らは「自らの遺伝子を後世にできるだけ多く残す」という全生物共通の生きる目的のために生命力を養ってきたわけです。
これら自体は何も悪いことのように思えません。
では、外来種の何がダメなのか?その答えを本書に求めています。
6. GO WILD 野生の体を取り戻せ!
タイトルに「ワイルド」が入っていますね笑。
僕はわりと健康に気を使っています。
満員電車に揺られ、机に向かってデスクワークを延々と続け、コンビニで昼・夜と済ませ、帰りの電車はぐったり眠って帰路に就くといった生活が嫌いです笑。
本書にはそのような現代生活ではなまってしまう体を鍛えなおす生活の仕方(運動、食事、睡眠、習慣)のヒントが書かれているのではないかと期待しています。
7. ヒューマン なぜヒトは人間になれたか
こちらもタイトルが良いですね、「ヒトはなぜ人間になれたか」。
「ヒト」は生物学的な人類つまりホモ・サピエンスを、「人間」は文化・社会適的な人類を表していると思われます。
(生物学的な意味合いで生き物を表したい時にはカナ表記にすることが多いのです。鮭→サケ、熊→クマとか)
ということで、動物としての「ヒト」はなぜ(他の動物とは一線を画した)文化や社会を有する「人間」になることができたかが書かれているのでしょう。
ヒトとその他の生き物との違いについてはとても興味があります。
8. ゾウの時間、ネズミの時間
哺乳類の心臓が一生に打つことのできる心拍数というのはだいたい決まっていて、大きい動物ほど遅く、小さい動物ほど速いと言われています。
つまり大きい動物ほど超寿命で、小さい動物ほど短寿命だということです(ざっくりと)。
(あんまりドキドキしすぎると早死にするんかな?笑)
ヒトは上記の知見から見ると長生きしすぎだとかなんとか。
医療があるからやね。
上記のようなことが書かれていることで話題になった本書。
中身はなんとなく知っているのですが、きちんと読んだことがないので読んでみたいと思っていました。
9. リーダーは弱みを見せろ
これも過去にピックアップされていたけど、未だに道半ばでストップしている本です。
前半だけ読んだんですけど、「モンテッソーリ教育」というものに興味を持っています。
教師をは子どもに何かを教えるのではなく、子どもがやりたいことをファシリテーターとして引き出し、専念できる環境を提供するというものだそうです。
子どもの自主性を養い、物事に没頭する経験を与えることができるのが本教育法のメリットで、成功しているIT企業の創業者にこの教育を受けていた人が多いんだとか。
最近、僕の中で「人として大切なこと」の一つに「自主性」というキーワードが台頭してきていて、神セブン入りしています。
たしかに、受け身の従来教育より、「ま、とりあえずやってみ」という経験学習の方が身に着いたし、自分で考えてやって試行錯誤してっていうプロセスが一番勉強になったかなーと(僕のあっさい人生経験に基づいて)思います。
10. マーケット感覚を身に着けよう
この本も何回か登場しているのですが、そろそろマーケット感覚を身に着けたいです笑。
僕は商売感が無いというか、何が売れてとか、どれくらい市場があってとか考えるのが得意ではありません。
なぜか、あまり興味が湧かない。。
でも、生きていく上でお金は必要だし、自分のしたいことを存分に楽しむためにもある程度のお金があった方が良いです。
そして自分のしたいことに力を注ぐためには、効率よく必要な分だけのお金を稼ぎたいわけです。
そこで必要になってくるのが「マーケット感覚」ではないかと思っています。
あまり時間と労力をかけずに、必要なだけのお金儲けしたいですね。
11. 勝ち続ける意志力
なんでも著者は「成長依存症」なんだとか。
日々成長し、勝ち続けるための哲学がこの本に書かれているらしく、すんごいお勧めされていたので読んでみよーと、って感じです。
勝つかどうかはともかくとして、ある時に人生を振り返ったとして「自分、全然成長していないやん」ってのは寂しいし、なんの変化もない日々を過ごすのも退屈だと思うので、本書より「成長哲学」を学びたいと思っています。
以上、今月読もうと思っている11冊でした。
今月は選書理由がなかなか明確になっている本が多く、より良い学びになって、面白い本にたくさん出会えると良いなーなんて思っています。
チャンチャン♪