【Book】1月読んだ本。
1月はたくさん本を読みました。
記録を付け始めてからでは最多のひと月の読書量でした。
お正月休みがあったからかな?
僕は読む本をざっくりと、小説・学術関連・その他と分類分けしているのですが、バランスよく読めたのも良かったと思います。
中でも読書時間が一番長くかかってしまうのは学術関連の書籍ですが、動物生態学・霊長類学・人類学といった興味に沿った書籍を読むことができました。
1月は「いく月」、2月は「にげる月」、3月は「さる月」と言われ、12月の「師走」も含めてバタバタする年末・年度末ですが、僕にとってはこの1月が「サル月」でした笑。
《小説》
1. 太郎物語 -高校編-
2. 太郎物語 -大学編-
3. よるのばけもの
4. 夜行
《学術関連》
5. 日本語の作文技術
6. 「サル化」する人間社会
7. 伊谷教授の特別講義「コンゴの森とボノボの生態」
8. あなたはボノボ?それともチンパンジー?
《その他》
9. 二十歳の原点
10. 電子書籍を売る方法
1. 太郎物語 -高校編-
主人公の太郎君とそのご両親の掛け合い、考え方が非常に面白い作品です。
特に「高校編」「大学編」両作で見られる太郎の進路問題はとてもとても考えさせられます。
太郎は世間体は関係なく自分のやりたいことにもっとも適した場所を選ぼうとしますし、その生き方に対して親は支援しながらも最後はあなたの責任、あなたの人生だからという姿勢を取ります。
腹を割って語り合い、言い合いつつも、お互いの考え方を認め、尊重している家族の在り方に憧れのようなものも感じます。
いつか自分が親になることがあれば子どものやりたいことを尊重してやりたいです。
子が成長の過程で見てきた世界は、(時代的にも選択的にも)親のそれとは間違いなく異なり、彼らなりに好き嫌い、良し悪しで判断して道を選んでいます。
その決断を親の知っている世界の範囲、価値観でもって制限してしまわないように気を付けたいです。
むろん、よくよく考えたうえでの子の判断であることが大前提で、親が口を挟むべきは子が選択する進路ではなく、子の熟考が行われたかどうかだと僕は思います。
考えに考え抜いての選択なら、親から言えることは「お前の人生だから責任もって、生きて行けよ」ということだけです。
子どもの側も、どんな選択をするかだけでなく、どこまで考えたかを示すような考え方をするとよいと僕は思っています。
そういった視点で、この「太郎物語」は高校生や大学生、その子を持つ親に読んでほしい本です。
高校生は、自らの人生を選ぶうえで考えるキッカケに。
親は、太郎の両親のように「子の道を狭めない親の生き方」を見て頂きたいです。
2. 太郎物語 -大学編-
もう、↑で語り過ぎてしまいました笑。
3. よるのばけもの
学校のいじめ問題に焦点を当て、夜になると現れる「ばけもの」を介するという独特の形で表現しています。
住野よるさんの作品は、会話のテンポの良さと、ウィットに富んだ掛け合いが好きです。
今回はその影はどっちかというと潜めていたように思います。
4. 夜行
住野よるさん同じく僕の好きな作家のひとり、森見登美彦さんの作品です。
ホラーっぽい仕上がりでした。
僕が今まで読んできた森見さんの作品はコメディタッチのものばかりだったので、森見さんの作品にこういったものがあることは知りませんでした。
が、過去にもこのようなホラータッチの作品を書かれているみたいです。
一つの物語の中にショートストーリーがいくつかあるような構成で、それぞれの話の伏線らしきものが放置されたままだったり、結末がはっきりしなかったり、、といった感じで終わります。
なので、不完全燃焼感の残る作品で「すっきりしない」といったレビューが多くみられました。
僕としては、結末が明確でない分、いかようにも考察・解釈のしようがあるので、読んだ人同士で感想を共有すると面白いと思いました。
5. 日本語の作文技術
うちの教授が絶賛していた本です。
日本語の文章を書く際に気を付けるべきことが書かれています。
その内容は細かなテクニックではなく、それらを一般化して一つ上のレベルで説明する理論です。
なので、覚えるべきことは少なく、それを知っていれば誤読の少ない比較的読みやすい文章が書けるというものです。
すばらしい!
また、言語学の知見がちりばめられていて、技術書としてだけではなく、読み物としても非常に面白く思いました。
このような本を読む最大の利点は技術や理論を覚え、わかりやすい文章を書けるようになることにあるのではなく、普段から自分の書く文章、読む文章に対する感覚が研ぎ澄まされることにあると僕は思っています。
そのような感覚を持っていると、この文章は読みにくいとか、読みやすいとか気づくことがあります。
それが自分の書く文章に、書きながらも反映されたとき、読みやすい文章に近づいているのではないかと僕は思うわけです。
(読みやすいですか?笑)
6. 「サル化」する人間社会
京都大学の総長である山極先生の書いた本です。
山極先生は、僕の好きな科学者のひとりでもあります。
生き物が好きなので、単純にゴリラの生態について読んでいるだけでも面白かったです。
この本はさらに、ゴリラの生態から得られた知見をヒトの生活にも当てはめて考えています。
特に面白かったのは、ゴリラのコミュニケーションの方法です。
彼らは顔と顔を数センチぐらいの距離まで近づけ、目を見てコミュニケーションを行います。
これはニホンザルとは正反対です(野生のサルと目を合わせてはいけないというやつで、敵と認識されます)。
今日、インターネットやSNSの発達により目を合わさずともコミュニケーションをとることが盛んになりました。
ここで、あらためてゴリラのコミュニケーションから、ヒトのコミュニケーションを見直そうといった視点も述べられています。
7. 伊谷教授の特別講義「コンゴの森とボノボの生態」
ゴリラに続きまして、ボノボの生態について京都大学野生動物研究センターの伊谷先生によって書かれた本です。
「ボノボ」というのはヒトやチンパンジーの近縁種で、チンパンジーと共に最もヒトに近い類人猿と言われます。
この本は、そのボノボに関するお話を非常にわかりやすく簡単に説明してくれています。
生物学を専門としていないような人でもボノボについてざっと知ることができます。
彼らは知性が非常に高く、人間の訓練によってヒトの言葉を理解して行動することができます。
また、独特の社会制をもっており、(ざっくり言うと)争いを性行動で回避することでも知られています。
「争いを性行動で回避する」というといささかギョッとする部分もありますが、その戦略をとるまでのプロセスが面白く、理屈を考えると合点がいきます。
この理屈を考えている間、そして合点がいったとき、なんとも 言えない幸福感に浸ることができます!!!(ぼくくらいかな?)
8. あなたはボノボ?それともチンパンジー?
ボノボやチンパンジーといったヒトに近い類人猿についてさらに深く知りたい方には本書をお勧めします。
こちらは京都大学霊長類研究所の古市先生が書いた本で、チンパンジー・ボノボ・ヒトの生存戦略・社会制を比較しています。
ちなみに、京都大学は「霊長類学」と呼ばれるヒトに近い生物である霊長類の研究で有名なので、上記のように霊長類に書かれた本の著者たちは京都大学の先生方が並ぶといった結果になっています。
僕は生き物(ヒトを含む)の生存戦略にとても興味があります。
ヒトは言語などのツールを使って頭で考えてどのような戦略を取るか選ぶことができます。
しかし、それ以外の生き物や人類の祖先が思考しているかは、定義にもよりますが、微妙なところです。
多くの生き物は自然淘汰によってどちらかというと受動的に戦略を決めていると僕は思っています。
そして、自然淘汰によってそれぞれが多種多様な戦略を取っていったプロセスと、その戦略の意味するところを考えるだけでワクワクします。
チンパンジー・ボノボ・ヒトは近縁種で、同じ祖先から分岐しています。
共通の祖先が生存していく過程でそれぞれの戦略をとり、上記3種の生物に進化したということです。
その戦略(つまりそれぞれの違い)は何か?なぜその戦略なのか?
人のヒトたる所以も垣間見れて、とてもおもしろい一冊です。
大仰なことを書きましたが、文章自体は平易でとても読みやすいです。
アフリカの大自然や生活についても書かれていて、我々とは明らかに違う情景も楽しむことができます。
9. 二十歳の原点
大学紛争の時代、立命館大学の学生として京都で過ごし、最後には自ら命を絶った著者の日記を本にしたものです。
「大学紛争」というものがどういうものか、何回か勉強してもよくわかっていないのですが、著者の等身大の文章から当時の苦悩を見ることができました。
皆が皆ではないとは思いますが、当時の大学生は「生きること」や「働くこと」といった哲学的なことを考えていたのかなーという印象を持ちます。
その結果が「大学紛争」だったのではと思います。
翻って現在を思うと、あまり深く考えていない人、あるいは思うところはあるけども行動に移せない・移さない人が増えているのかもしれないと。
忍耐強くなったというか、、その結果が過労とかにつながるのかもしれないと、当時と現在の状況分析はしていませんが、ぼんやりと思っています。
10. 電子書籍を売る方法
僕は文章を書くことが好きで、いずれ本を書きたいと思っています。
現代は、電子書籍の登場によって、個人が自費出版しやすくなったと感じています。
良い時代です。
そのうえで、ただやりたいだけではどうにもならないと思い、書いたからには利益をそこそこ出す方法を知っておこうという考えで本書を手に取りました。
書かれている内容は細かなテクニックでしたが、電子書籍を出版したことのない人には非常にタメになるものだと思います。
一部、利益に寄っている部分もありますが、そういう考えもあると思います。
利益が上がるということは、多くの人に読んでもらえるということで、自分の文章にそれだけの価値があるということです。
煽りやなんたらで自分の文章に触れてもらう機会を増やすのはどうかと思いますが、本書に出てくる正攻法は使えそうなものが多くありました。
冒頭に書いたように、1月はたくさんの本を読むことができました。
ただ、ひとつひとつの本を取り上げたエントリーを書けていないのがもったいないので、いつか書こーっと。
チャンチャン♪
【TED】自動化によって、頭やコミュニケーションを使った仕事へ重要性がよりシフトする
【Life】やたらめったら謝らない方がいい
謝るという行為は、無駄な軋轢をさけるために非常に良い方法だと思います。
しかしその一方で、これを多用することはいくつかの問題点もはらんでいるとも思います。
今日はそんな話を少し。
1. 謝るべきとき
僕は不必要に謝られることも、謝ることもあまり好きではありません。
本当に必要に迫られて謝るのは、もちろんOKです。
必要に迫られるときというのは、、、
a. 謝る側に過失があった場合
b. 謝っておいた方がその場がうまくいく場合
の二点だと考えています。
そして、それ以外の場合には謝らない方がいいと思っているわけなんです。
2. 謝らない方がいいワケ
やたらめったら謝らない方がいいと僕が思う理由は、自分にとってデメリットがあるからで、具体的には以下の三点です。
2-1. 相手をマイナスの気持ちにする
僕が「不必要に謝られること」が好きじゃない理由はまさにこれです。
相手に謝られたということは、自分に関わる何かが、あるいは自分自身が相手に「謝らないといけない」という気持ちにさせたということです。
「謝らないといけない」と思うことは、相手の気持ちの上でマイナスの感情だと思うのです。
少なくともプラスではありませんよね。
もし、相手の過失によってそのような状況になってしまったなら、仕方がないのですが。
そうでもない場合、自分が相手をマイナスにさせてしまったわけで、そう思うとこっちもマイナスな気持ちになってしまいます。
誰も幸せになりませんよね。
謝る必要もないのに、謝ってしまったことで、自分も相手もいい気がしないという状況を生んでしまうと僕は考えています。
2-2. 謝っておけばOKグセがつく
謝ることで、たいていのことは許されます。
きっと。
言ってしまえば、「謝れば許してもらえる」と思うことは自分の行為に保険を掛けることでもあります。
少しぐらい適当でいいも許してもらえるからいいやと。
そーゆー余裕がないと良いものができないことはわかりますが、そればっかりでもダメで、バランスが難しいわけで。
だから、不必要に謝るのはやめようと言っているのです。
謝るくらいならしなかったらいい、やるからには謝らないよってくらい自信のある行動をとるようにしたい、と僕は思っています。
2-3. 言葉の重みを忘れる
不必要な時にも謝る、必要な時にも謝る。
これでは、相手がいったい本心で謝っているのかどうかわからなくなりますよね。
そんなことをしているうちに、自分の口から出る言葉が持つ本当の意味を考えなくなってしまうと僕は思うのです。
「ごめん」を「ごめん」の意味で使わなくなる、ということです。
謝るときだけでなく、他の言葉も適当に使うので、心ここにあらずな状態で話すことになります。
当然、友人との会話の内容も覚えていないし、自分の話したことも忘れてしまう。
そんな人間を誰が信頼してくれるのでしょうか。
言葉を、その言葉が持つ意味として使い、その重みを感じることのできる人でありたいと僕は思っています。
先に書いたように、人間関係を円滑に進める方法として「謝ること」は非常に大事です。
大事だからこそ、大事な局面で意味を持つように使いたい。
「ごめん」という言葉が持つ意味を考え、本来の意味で使える人でありたいと思います。
チャンチャン♪
【Fiction】ばかばっか
後ろから人が来ることが明らかなのに、なぜ改札を出てすぐに立ち止まるのか。
電車を待つときは、二列の方が列が長くならなくて良いではないか。
電車から人が降りるときに、降車口を塞ぐのはやめないか。
良夫(よしお)はイライラしていた。場数を踏んでもカバーしようのないバカばっかだと。そもそも彼らは場数を踏んでホップステップで階段を上がっているのか。踏んで、踏みつぶして、それで終わってはいないか。あるいは踏んで、踏み外しているんじゃないか。
ヒトには後ろ向きに目がついていないことは知っている。そんなことは、生物学で習うまでもない。しかしヒトには考える頭と、想像する力がある。それで十分だ。と良夫は思っている。今、この場所で自分が止まれば後ろが困ることを想像するくらいはお茶の子さいさい、ひと欠片のケーキだ。
一列に並んでいるものが二列になれば、その長さは単純に半分になる。そんなことは数学で習うまでもない。というか教えてくれやしない。もはや考えるまでもない。無意識だ。
我先にと電車に乗り込み座りたいのだろう。疲れている時は、その気持ちもわからんでもない。しかし、冷静になるんだ。降りる人が降りきらないと、乗りたくても乗れないだろ。踏むものは場数だけではない。手順を踏め。世界はあなた一人じゃない。
しかし、かくゆう良夫もバカである。私に言わせれば。彼はバカに対してイライラしているバカであり、バカの行動原理を理解できないバカであり、バカの「バカごと」を解決することのできないバカである。
世の中は「バカごと」と、バカが作り出した「バカもの」で溢れている。
人類はみな兄弟であり、バカである。ゆえに、吾輩もバカである。
そんな我々バカが人生に悩んで、あーだこーだ考えて、あれやこれやしたところで埒(らち)なんて開きやしない。だったらそんなバカバカしく悩んでないで、バカなりにやりたいことやんべ。
さぁ、バカやっか。
fin.
【Life】「乾杯力」乾杯するとき、気の利いた一言を言える人でありたいと思う。
僕は「乾杯力」たるものがあると思っています。
お酒の席で杯を交わす際、気の利いた一言が言える技術力のことです。
1. 乾杯力を必要とするとき
会社などの組織の集まりでは、たいていその組織のトップ(と思われる人)が乾杯の音頭を担うと思います。
そのような立場に僕がなることは、まだほとんどありません。
しかし、もっともっと小さな会。
たとえば、友達どうしの飲み会なんかでも乾杯はしますよね。
その際、乾杯の前に一言添える力って大事なんじゃないかなと考えています。
僕の経験の内では、多くの人は「今日もお疲れ様!かんぱーい☆」みたいな感じで音頭をとります。
「今日もお疲れ様」に大した意味はなく、可もなく不可もなく、誰でも言える一言です。
可もなく不可もないので、それはそれで良いのですが。
僕個人としては、意味のない一言より、少しでも場を和ます一言を言える方が良いのではないかと思うようになりました。
そこで、いろいろと試してはいるのですが、何を言うかによって、「飲み会」という参加者で作り上げる作品のスタートの雰囲気が変わってくるので、面白いです。
2. 乾杯の一言の例
今まで使ってきた「乾杯の一言」で、使えるなーと思たもの少しだけ紹介します。
・我々の再会に乾杯☆
⇒同窓会など、久々のメンツで飲むとき。
・〇〇の到着に乾杯☆
⇒遅れてきたメンバーを含めて、もう一度乾杯するとき。
・今日という日に乾杯☆
⇒汎用性大。とりあえず「なにそれ笑」みたいな雰囲気にはなる。
・〇〇のパパとママに乾杯☆
⇒〇〇さんの誕生日会などに。
・〇〇の旅立ちor新たな一歩に乾杯
⇒〇〇さんの送別会などに。
このように全然大したことはないのです。
ただ、この一言があるか、ないか、で付加価値のある音頭か、とりあえず飲み会のスタートを告げるだけの乾杯か、に分かれると思います。
そして、大した労力を要さないのなら、前者の方がいいんじゃない?と僕は思うわけです。
僕も、もっと「乾杯力」を磨いていきたいと思います。
朝からお酒の話でした。
チャンチャン♪
【Movie】12月観た映画。
12月は、帰省して実家にいたので、時間がありました。
そこで、いつもよりかなり多くの映画を観ることができました。
4本/月 映画で感性に栄養を上げる
僕は、4本/月の映画を観ることにしています。
読書と同じで、映画を観ることで知らない世界を知ったり、美しい話や物語に感動したり、物語の中に入り込んで主人公たちと一緒に旅をしたりすることが楽しいからです。
たとえそれが作り話であっても、自分以外の誰かの経験を追体験することで、共感力を養ったり、一度きりの人生ではカバーしきれないような経験ができたりすると僕は思っています。
レンタルビデオショップでDVDを借りてきて観ていたのですが、借りに行ったり、返しに行ったりが面倒で、ちょっと前からAmazonプライムを使っています。
Amazonプライムのサービスの一つに、プライム・ビデオというものがあり、年会費を払っていれば好きなだけ映画を観ることができます。
当然、すべての映画を観ることはできませんが、今のところ満足しています。
12月観た映画
1. ショーシャンクの空に
2. 風俗行ったら、人生変わった
3. ビリギャル
4. 百瀬、こっちを向いて
5. 武士の献立て
6. ウーイー世界一小さく生まれたパンダ
8. 超高速!参勤交代
9. サンゴレンジャー
1. ショーシャンクの空に
友人がずーーーーっとお勧めしてくれていて、それをずーーーーっと保留していた映画です。
なんだか、名作らしいですね。
主人公のあきらめない姿勢と、頭の良さに感動しました。
製作者がどのようなメッセージを込めたかはわかりませんが、僕はあきらめないことの大事さということを感じました。
だいぶ月並みですが、、。
2. 風俗行ったら、人生変わった
夜のお仕事の裏側を知る、という試みを読書の方でやってきたわけですが、映画にもその影響が来ています。
ただ、あとから思えばドキュメンタリーじゃないので、そもそもそんなに期待したらあかんかったなと。
実際、ギャグ映画という要素が強いと思いました。
風俗嬢の実際、を知りたかったのですが。
3. ビリギャル
個人塾経営に携わっている友人が昔、面白いと言ってた映画です。
これはすごくすごく良かったです。
ふつーに感動して、涙ぽろりでした。
主人公(ビリギャル)の母親がすごい!
ずっと子どものことを信じて、やりたいことをやらせてあげていました。
ちょっと過保護感もありましたが、それでも結果として、その姿勢が主人公の奮起を促したのだと思います。
主人公に勉強を教えた塾講師も、生徒を絶対に否定せず、生徒の視点に降りてきて、いかに楽しく勉強させるかを考えていて、教える側に立つときはこんな風になりたいなーと思いました。
主人公の友人も素晴らしく、たとえ自分たちと遊ぶ機会が減ったとしても、主人個の夢を応援する姿に感動しました。
友人たちが温泉で、主人公に「暫く私たちと遊ぶのはやめて、勉強に専念してほしい」との旨を伝えるシーンで僕は一番ぽろぽろしていました。
実際は、お嬢様学校のビリギャルだとか、そんなに勉強頑張っていないとか、いう批判はネット上にあるみたいです。
それはさておき、やりたいことを追いかける姿勢や、努力、努力している人に対する応援の仕方、という点で参考になりました。
4. 百瀬、こっちを向いて
えっと、なんだか不思議な映画です。
若かりし青春の甘さと苦さを思い出すことができます。
そんなときもあったよねーって感じです。
ただ、製作者の意図するメッセージはよくわかりませんでした。
5. 武士の献立
僕は料理が好きです。
なので、こういった料理や食を題材とした映画も好きです。
「リトルフォレスト」や「しあわせのパン」 では、おいしそうな料理とそれを作る過程が描かれており、楽しむことができました。
しかし、「武士の献立」ではあまり料理シーンは描かれておらず、そこは少し残念でした。
6. ウーイー世界一小さく生まれたパンダ
僕は生き物が好きです。
なので、こういった生物系ドキュメンタリーもよく観ます。
非常に小さな体で生まれてきた「ウーイー」というパンダの話で、いかに苦労して生まれたか、どのようにして育てたか、といった話だと思っていたのですが、そうでもありませんでした。
ウーイーの話 を中心としつつも、パンダの生態と飼育を浅く広くといった印象でした。
パンダの生態については、まったく無知なので、その点は楽しめました。
パンダの子は多くが双子で生まれてきて、強い方を母親が選んで育てるとか、衝撃でした。
ただ、ウーイーの成長過程にもう少しスポットを当ててほしかったなと思いました。
7. 最高の人生の見つけ方
こちらも名作なようですね。
ともに余命いくばくの主人公二人が余生をかけて、やりたいことにチャレンジしていきます。
つまり、外に刺激を求めて、世界を飛び回ります。
しかし、最終的にお互い、身内の存在の大事さに気付くといったストーリーでした。
残りの人生でやりたいことやろうや!というメッセージと共に、近くにいる人を大事にすること、といったメッセージを感じました。
最終的に、二人の最後のやりたいことを成し遂げてくれるのは、そばで身の回りの世話をしてくれていた秘書でしたしね。
8. 超高速!参勤交代
友人が映画館で観て、おもろかったと言っていた作品です。
普通に考えると絶対に無理な日程で江戸への参勤交代を言い渡された藩主とその仲間たちが、あの手この手を駆使して、それを成し遂げる話です。
その工夫はとても面白かったです。
そして、民のことを第一に考えている藩主の人柄に、中国三国時代の劉備玄徳を重ねて観ていました。
この映画のように何もかも上手くいくことはないだろうと思いますが、人のためを考ええ行動すると、いつか仲間が助けてくれるのではないかという気持ちはいつも心のどこかに置いておきたいと思いました。
9. サンゴレンジャー
僕は自然が好きです。
なので、自然系の映画を観るのも好きです。
この映画の主人公は、環境省の自然保護管(レンジャー)です。
職業的にも興味があったので、どのようなお仕事をしているかのぞけるかなーという期待がありました。
しかし、こちらもドキュメンタリーではないので、そんなにでした。
ですが、この映画を観ることでレンジャーの仕事にさらに興味がわきました。
関連本でも探してみようかと思います。
12月は9本、目標の倍以上の数の映画を観ることができました。
いろんな作品に触れることで自分の感性に栄養をあげるような気持ちで、これからも続けていきたいと思います。
僕は映画に関してほとんど知識がなくて、どんな映画が面白いかということを知らないし、過去の名作も観たことがありません。
これから、良い作品に出会うことで、自分の感性を楽しませてあげたいと考えています。
チャンチャン♪
【Book】1月読む本。
1月は今まで、読もうと思って買ったけど、読んでいない本を中心に「読む本」を構成しようと思います。
1. 「サル化」する人間社会
2. 一万冊売ってわかった!電子書籍を売る方法
3. 太郎物語(高校編)
4. 太郎物語(大学編)
5. 二十歳の原点
6. マーケット感覚を身に着けよう
7.リーダーは弱みを見せろ
8. 生産性
1. 「サル化」する人間社会
僕が好きな科学者のひとり、山極先生の本です。
先生の本を読んで、霊長類っておもしろいなーと思うようになりました。
そう思えるようになってから、旭川動物園でみたオランウータンの姿が忘れられません。
僕たちの祖先もこっから来たんやなーと。
とても他人とは思えないような感情に浸ったことを懐かしく思います。
お正月に(1/1やったかな?)朝日新聞の耕論に山極先生の言葉がありました。
それを読んで、再び感銘を受けて、その勢いでこの本を読んでいます。
2. 一万冊売ってわかった!電子書籍を売る方法
僕の将来やりたいことの一つが「出版」です。
文字を書くことが好きなので、それを誰かが読んでくれて、誰かのためになれば良いなと。
自分の好きなことが、誰がのためになるって素敵ですよね。
そして、ラッキーなことに自費出版のしやすくなりつつある時代に僕は生きています。
ノウハウを知り、電子書籍としてでも、自分の文章を公開し、その対価としてお金を頂けるようになれたらよいなと思います。
3. 太郎物語(高校編)
4. 太郎物語(大学編)
なんだかおもしろい本らしいです。
青春とは太郎物語のことだ!みたいなレビューもありました。
大人になるにつれて忘れていく、あるいは怖さを知ったことで動けなくなる、それが嫌なので若かりし青春を思い出すために読もうと思いました。
また、太郎の純粋で実直な生き方から刺激を得ようと思っています。
5. 二十歳の原点
大学闘争の時代に生きた人たちの思考を覗き見たいと思い、購入した本です。
生きるとは、人生とは、といった哲学的な話に触れることができたら、と期待しています。
若くして命を絶った著者、そこに至るまでどんなことを考えていたのか。
何が彼女をそうさせたのか。
そして、僕はなぜそこに行きつかないのか。
死ぬこと、生きることを考えるキッカケになればと思っています。
6. マーケット感覚を身に着けよう
物を売って儲ける力は非常に重要だと思います。
きれいごとだけでは生きていけないのが、世の中です。
好きなことで生きていくためにも、好きなことで儲ける力を養わなければなりません。
そこで、本書を読んでみようと思いました。
たぶん、僕は儲けることがあまり得意ではありません。
好きなことをやって生きていきたいと思っています。
この本を読んで考えることで、楽しい人生の扉が開けたら良いなと思っています。
7.リーダーは弱みを見せろ
僕はイベントの企画や幹事などで、簡単なリーダー役をやることがあります。
そんなものはお茶の子さいさいです。
そして、僕が得意とするリーダーのタイプは、自らが先頭に立ち、率先して行動するものです。
しかし、リーダーには様々なタイプがあり、弱みを見せたり、いじられたりすることで信頼を獲得する人もいます。
僕は今のところ、このタイプにはなれません。
リーダーのタイプによって、メンバーとの相性があると僕は思っています。
なので、いろんなタイプのリーダーを担うことのできる人が、より素晴らしいリーダーだと思っています。
この本を読むことで、新しいリーダー像を見ることができればと思っています。
8. 生産性
12月読んだ本の「自分の時間を取り戻そう」に通ずるところが多いと思われる本です。
時間を有効に活用し、人生を楽しむために、なにかヒントがあればと思います。
1月は統一的なテーマ設定は感じられない選書となりました。
がしかし、毎度の如く、気分で読む本が変わる人間なので、どうなることやら。
今月も素敵な本や文章に出会うことができたらよいなと思います。
チャンチャン♪