【Life】やたらめったら謝らない方がいい
謝るという行為は、無駄な軋轢をさけるために非常に良い方法だと思います。
しかしその一方で、これを多用することはいくつかの問題点もはらんでいるとも思います。
今日はそんな話を少し。
1. 謝るべきとき
僕は不必要に謝られることも、謝ることもあまり好きではありません。
本当に必要に迫られて謝るのは、もちろんOKです。
必要に迫られるときというのは、、、
a. 謝る側に過失があった場合
b. 謝っておいた方がその場がうまくいく場合
の二点だと考えています。
そして、それ以外の場合には謝らない方がいいと思っているわけなんです。
2. 謝らない方がいいワケ
やたらめったら謝らない方がいいと僕が思う理由は、自分にとってデメリットがあるからで、具体的には以下の三点です。
2-1. 相手をマイナスの気持ちにする
僕が「不必要に謝られること」が好きじゃない理由はまさにこれです。
相手に謝られたということは、自分に関わる何かが、あるいは自分自身が相手に「謝らないといけない」という気持ちにさせたということです。
「謝らないといけない」と思うことは、相手の気持ちの上でマイナスの感情だと思うのです。
少なくともプラスではありませんよね。
もし、相手の過失によってそのような状況になってしまったなら、仕方がないのですが。
そうでもない場合、自分が相手をマイナスにさせてしまったわけで、そう思うとこっちもマイナスな気持ちになってしまいます。
誰も幸せになりませんよね。
謝る必要もないのに、謝ってしまったことで、自分も相手もいい気がしないという状況を生んでしまうと僕は考えています。
2-2. 謝っておけばOKグセがつく
謝ることで、たいていのことは許されます。
きっと。
言ってしまえば、「謝れば許してもらえる」と思うことは自分の行為に保険を掛けることでもあります。
少しぐらい適当でいいも許してもらえるからいいやと。
そーゆー余裕がないと良いものができないことはわかりますが、そればっかりでもダメで、バランスが難しいわけで。
だから、不必要に謝るのはやめようと言っているのです。
謝るくらいならしなかったらいい、やるからには謝らないよってくらい自信のある行動をとるようにしたい、と僕は思っています。
2-3. 言葉の重みを忘れる
不必要な時にも謝る、必要な時にも謝る。
これでは、相手がいったい本心で謝っているのかどうかわからなくなりますよね。
そんなことをしているうちに、自分の口から出る言葉が持つ本当の意味を考えなくなってしまうと僕は思うのです。
「ごめん」を「ごめん」の意味で使わなくなる、ということです。
謝るときだけでなく、他の言葉も適当に使うので、心ここにあらずな状態で話すことになります。
当然、友人との会話の内容も覚えていないし、自分の話したことも忘れてしまう。
そんな人間を誰が信頼してくれるのでしょうか。
言葉を、その言葉が持つ意味として使い、その重みを感じることのできる人でありたいと僕は思っています。
先に書いたように、人間関係を円滑に進める方法として「謝ること」は非常に大事です。
大事だからこそ、大事な局面で意味を持つように使いたい。
「ごめん」という言葉が持つ意味を考え、本来の意味で使える人でありたいと思います。
チャンチャン♪