Bunshuが歩く。

歩くように日々考えていること、思っていること。思いつき。

【Book】一年間で読んだ本。(2016.10-2017.09.)

2016年の10月からふと思い立って読書記録をつけ始めて、先月の9月に一年が経ちました。

 

振り返ると、この一年でこれほどの本を読めるとは自分自身でも思っていませんでしたし、それだけ読めたことで自信がついたように思います。

それでも、読みたい本は山ほどあり、「Book」と名付けられた僕のブックマークフォルダにはどれほどか検討もつかないくらいの書籍が並んでいます。

これからも無理なく程々に、先輩たちの知恵や考え方に助けをもらい、知らないことに触れる喜びを感じて生きていきたいと思います。

 

なんてね。

 

年総数:103冊

月平均:8.58冊

 

(月/冊数)

2016 

10月 6

11月 8

12月 7

 

2017

1月 10

2月 7

3月 10

4月 8

5月 3

6月 12

7月 12

8月 13

9月 7

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自分でもよくわかんないけど、「偏見を捨てる、視野を広げる、読んでみて考える」をテーマに選書していたような気がします。

 

読んで面白かった本ベスト3とかやりたかったんですけど、良い本が多すぎて無理でした笑。

なんで、ちょこっとだけ紹介します。

 

 

 

《小説》

1. 太郎物語

主人公である太郎 とその両親の考え方、掛け合いに、子育てについて考えさせられました。

 

2. キミがビキニの紐を解いたなら

いわゆる官能小説というジャンルですが、この本がどうこうではなく、「官能」だけで敬遠することなく未知のジャンルに飛び込んだことが僕にとってよい経験になりました。

偏見を捨てること、広い視野を持つことの大事さを改めて教えてくれました。

 

3. ワイルド・ソウル

スピード感のある小説とはまさにこれのことです。 

 

4. ボノボとともに

ヒトに最も近いサルと言われる「ボノボ」、その生態と現状を知ることができます。 

 

5. 天使と悪魔

ダン・ブラウン著作のロバート・ラングトンシリーズはすべて面白いのですが、その中でも最初に出会った「天使と悪魔」において、「科学と宗教」について考えることが楽しかったです。 

 

6. 夜のふくらみ

窪美澄さんの著作で、僕が読んだ中で断トツで おもしろく、人間の感情の動きが見える作品です。

 

7. 砂漠

 実はこの一年間ではなく2017年10月に読んだのですが、めちゃくちゃ良かったのであわせてご紹介します。キャラクターが最高で、特に西嶋君の言葉は胸に刺さります。

 

 

 

《学術関連》

1. 日本語の作文技術

誰かに思いを伝える手段の中で主要なもののひとつ「書くこと」、改めて上手く伝えるには?を考えさせられました。 

 

2. あなたはボノボ、それともチンパンジー?

人に最も近いサルと言われるボノボチンパンジー、そしてヒトについて生存・生殖戦略 を比較する部分が特に面白かったです。

 

3. 外来種は本当に悪者か

外来種駆除については昔から疑問を持っていたこと、そのことに科学的・統計的な知見からひとつの暫定解を示してくれ、物事は一方の側面だけで見てはいけないことを教えてくれます。 

 

4. GO WILD

トレランを始めるキッカケになった本で、この本のおかげで、山の中という複雑な道を障害物をよけて走ることの脳への刺激を楽しめるようになりました。 

 

5. 「その日暮らし」の人類学

僕たちは明日が来ることを当たり前に思っていますが、そうではない生活が同じ地球の上にあることに気づくことができました。 

 

6. 進化倫理学入門

世の中にはびこる背徳行為(不倫とか) がなぜ起きるのかを生物学的に説明する「進化倫理学」、背徳を肯定するのではなく、その背景を理解するために。

 

7. モラル・アニマル

同じく、社会で倫理的に問題となることを 生物学的に解いていきます。

 

8. ヒューマン

なぜ私たちは他の生物とは違うのか、生物としてのヒトから私たち人間のプロセスを負う過程で、人間らしさに気づきました。

それは「今、ここ、私以外を想像する力」だと僕は思います。 

 

9. 生殖医療の衝撃

 世界規模では人口過多が騒がれる中で、ひとりの子を授かるためにここまでの努力が行われているとは、知らない世界を知ることができました。

 

10. 男が知りたい女のからだ

女の体も男の体も正直言ってよくわかりませんが、お互いに理解を深めようとする姿勢が和解を生むと思います。思春期・妊娠・出産・堕胎・更年期などについて真面目な解説本です。 

 

11. 恋愛を数学する

 数学的に理想のパートナーに出会う方法があるということに驚きましたが、人生はそれほど甘くないことには面白く思います。

 

 

 

《その他》

1. 自分のアタマで考えよう

 

2. 未来の働き方を考えよう

 

3. 自分の時間を取り戻そう

「ちきりん」さんが書かれたこれらのシリーズは、なんとなく分かってるんだけど見過ごしている点を突かれていて、楽しく生きるためには持っておいた方がよいスキルを授けてくれます。 

 

4. 採用基準

どんな人が必要とされているのか、わりかし共感できたので、少し安心しました。 

 

5. 女子大生風俗嬢

知らない世界に触れられたことが面白かったですし、いろんな人生があるので、偏見を捨てなければいけないと自戒しました。 

 

6. 私がマッキンゼーを辞めた理由

マッキンゼーを辞めてお笑い芸人になった話、その決断には少し背中を押してもらえます。 

 

7. Give and Take

「与えること」が良いんだ、そのことを再認識し、迷ったときに「与える選択」を後押ししてくれる本です。 

 

8.快楽の奥義

現代のコミュニケーション問題に思いもよらない視点から切り込んでくれる本で、やはり表紙やタイトルからの偏見はダメね、と思います

 

9. 山の天気に騙されるな

山岳気象学への門戸を開いてくれた本で、今では空を見ながら(足元も注意して)山に登るようになりました。 

 

10. 愛するということ

愛の形態は一直線上にあり、「自己愛(自己承認)→家族愛→友愛→恋愛→人間愛(全ての人への愛)」と進むのだと思いました。

各ステップの愛が満ち足りないと、次のステップへは進めない。

だから恋愛は難しく、まずは自分を愛することが大事だと思いました。

 

 

11. 快楽主義の哲学

幸福<快楽、が素敵やんと思いました。 

 

12. 震災風俗嬢

 まったく想像もしていなかった証言が次々と飛び出し、風俗嬢が与えていた(また、彼女たちも与えられていた)安心感がどれほどの影響力を持っていたのかを思い知らされました。

さんざん言っていますが、偏見を捨てられるように。

 

 

 

次の一年間も、面白い本にたくさん出合えますよーに!

 

 

 

チャンチャン♪